「たちはら整形外科・肩とスポーツのクリニック」のホームページをご覧頂き、ありがとうございます。
院長の立原 久義(たちはら ひさよし)です。
私は1973年生まれですので、ちょうど50歳という節目のタイミングで当院を開院することになりました。一般的には、少し遅めの開業だと思います。しかし、自分の中では決して遅くなく、機が熟した納得のタイミングでの開業だと感じています。
1999年に福島県立医科大学を卒業し、福島県で医師としての経験を積んでいましたが、2011年の長男が生まれるタイミングで妻の実家がある明石に生活の拠点を移しました。そして、大久保病院時代が始まります。大久保病院では、明石スポーツ整形・関節外科センターのセンター長という立場で、特に肩・肘・スポーツ整形外科の分野で全国トップクラスの組織を作ろうと努力してきました。治療方針は、「画像だけでなく、身体の動きに着目した機能診断を重要視し、リハビリとブロックを中心に徹底した保存療法を行う。もし必要で有れば、身体に負担の少ない関節鏡視下手術を中心とした手術治療を行う。」がコンセプトです。また、診察では患者様の背景を考慮し、できるだけ丁寧でわかりやすい説明をこころがけてきました。その結果、遠方からもたくさんの患者様に来院して頂き、地域の医療機関からの紹介患者様も増え、これまでに2000件を越える肩関連手術を経験させて頂きました。
そしてコロナ禍、立ち止まる時間ができて現状を俯瞰した時、「勤務医として、やれることはやりきった!」という達成感とともに、次のステージに挑戦したい気持ちが沸いてきました。「大久保病院での経験を生かし、自分の理想を追求したクリニックを作ることができれば、さらに多くの患者様の笑顔を見ることができるし、クリニックに集う仲間達をもっと幸せにできるのではないか?」これが、今まで全く考えていなかった「開業」という可能性を考えるようになった経緯です。
明石は心から大好きな土地です。気候が良く、豊かな海があり、魚も美味しい。歴史もあるし、少し足を伸ばせば淡路島、六甲山など自然が豊か。買い物なら三宮も近い。そして、若い世代の人口が増え続け、人々に活気があります。そんな大好きな明石で地域医療に貢献できることに感謝しつつ、人々の心身を健やかに保つお手伝いができたら、こんな幸せなことはありません。どうぞよろしくお願いいたします。
院長
立原 久義