PRP療法
PRP療法
院長は2019年から大久保病院でPRP外来を開始し、たくさんの患者様の症状が良くなるのを目の当たりにしてきました。
そのほとんどが、通常の治療では治らない難治性の方ばかりです。
この経験から、PRP療法はとても良い治療だと確信しています。
しかし、最大のデメリットは保険適応でなく自費診療ということです。どんなに良い治療でも費用がネックになって提供できなければ意味がありません。ですので当院では、できるだけ低価格での提供を心がけています。
また、リハビリとの相性が良いことを実感しており、PRPの効果を最大限引き出すために併用をお勧めしています。
山中伸弥教授のiPS細胞が広く知られていますが、「ケガや病気、加齢などにより欠損・損傷・機能低下した組織や臓器を、再生能力を有する細胞や組織を体内へ移植することにより、損傷した組織や臓器を再生させ、失われた人体機能を回復させる医療」を再生医療と言います。
再生医療には様々な種類がありますが、その1つがPRP療法です。
1990年代初め頃より、美容形成領域における「しわ」や「たるみ」を伸ばすアンチイジングとしてPRP療法は注目され始めました。
それが2000年代に入りスポーツ整形外科の分野でも使用されるようになってきました。特に海外で使用されるケースが多く、ヤンキース時代の田中将大選手が右肘の靱帯損傷に対してPRP療法を行い復帰を果たしたエピソードはインパクトがありました。
日本では保険が効かないため、PRPの認知度や使用頻度が低かったのですが、2018年に最新医療を紹介するテレビ番組が放送されてから一気に注目が集まり、年々希望者が増えています。
治療は30分くらいで終わります。
治療後は痛みに合わせて、通常の生活を過ごして頂けます。
PRP療法は、患者様個人の自然治癒力を利用しているため、その治療効果に個人差があり、治療効果が保証されるわけではありません。ただ、回数を増やせば治療効果が高まることが確認されており、3回程度の投与が推奨されています。
もちろん1回で満足な効果が得られる場合も多いので、効果を評価しながら回数は相談させて頂きます。
PRP療法は公的保険の対象ではないので、自費診療となります。
治療にかかる費用は、1回の施術あたり41,800円(消費税込)です。